- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594089290
作品紹介・あらすじ
「盗撮とは、相手に気づかれないように、日記を盗み見る行為なんです。
その優越感は、日常生活では絶対に味わえないですから。
そして画像や動画を保存することで、支配欲や所有欲が満たされるのです」
(ある盗撮加害者の証言より)
ハマったら抜け出せない。
盗撮は依存症だった!
検挙件数がこの10年で倍増している、痴漢と並ぶ日本の2大性犯罪“盗撮”。
そんな盗撮が薬物やアルコールと同じく、やめたくてもやめられない「依存症」だと知ったら驚くだろうか。
アジア最大規模の依存症治療施設で、これまでに2000人以上の性犯罪加害者治療に携わってきた専門家である著者が、その手口や心理、治療方法を初めて解き明かす一冊。
盗撮加害者521人の大規模ヒアリング調査でわかった、「盗撮依存」の実態とは?
●四大卒・会社員・既婚の“普通の男性”が盗撮している
●犯行の7割がスマホ。うち9割が「無音アプリ」を使用
●犯行場所となる“盗撮多発エリア”は「電車」と「駅構内」
●加害者1人あたり推定1000回以上の余罪がある計算に!?
●再犯率は4割近く。刑罰と反省だけでは再犯を防げない
●性犯罪の多くは「性欲が原因」ではない!
●盗撮を直接取り締まる法律はないため、法制化が議論に
●東京五輪を機に女性アスリートの被害が社会問題化 etc.
深刻な盗撮被害の実態や、盗撮に依存していくメカニズム、加害当事者へのインタビューから、再発防止のためのプログラム、加害者家族の抱える苦悩、盗撮を軽視・容認する背景にある日本社会の男尊女卑的価値観まで、盗撮にまつわるあらゆるトピックを解説。
巻末には、『おとめ六法』(KADOKAWA)の著者・上谷さくら弁護士と、「盗撮罪」法制化がなぜ必要なのかについて語った対談も収録!
感想・レビュー・書評
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マニュアル通りというか、なんというか、そこまで面白くは感じられませんでしたなぁ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、僕とて同じ男なんですけれども、盗撮魔が盗撮することで? 女性を支配した気持ちになる? みたいなこと書かれているんですけれども、よくワカラン…って感じで読み進めましたねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
う~ん…興味深かったのは実際に盗撮して逮捕されて刑務所にまで入っちゃった人の体験談とかでしょうか…
著者が色々やっている対策の話とかは別に…という感じでナナメ読みしましたねぇ…(!)
まあ、スマホ全盛期の今、この本にも書かれていたように痴漢が減る代わりに盗撮が増える…そんな世の中になるかも…ってかもうなっている、さらに盗撮が増えるみたいなことになりそうですねぇ…ああ、嫌だ嫌だ…(棒)
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
いつも通り、男尊女卑がどうのこうの、みたいな話もあり。もっとも、行為依存はおもしろいネタではあるよなあ。
なんでも「認知の歪み」にしてしまってはあんまり意味なくなってしまうのではないかと思うのだが…… -
盗撮は「依存症」でもある。
でも依存症って治るものなのだろうか。
あるドラマの台詞の中にあったのだが、
「依存症は治らない。(酒でもドラッグでも)目の前にあったら手を出してしまう。今日は飲まなかった(ドラッグ)を使わなかった)、そして明日も飲まない。その1日1日の積み重ねが禁酒○ヶ月、○年となっていくんだ。」と。
依存症と闘う人の心情が理解できたセリフだった。
「盗撮」に関しては、もっと根深く、手助けが必要な例もあるのだが、私からしてみれば理解に苦しむ行為だ。 -
痴漢や盗撮は依存症であり、適切な取り組みが必要であることがわかります。しかし、日本が痴漢・盗撮に寛容な社会であるために、必要な支援を受けられず、痴漢・盗撮の被害者を生み出してしまっていることが悲劇だなと思いました。
被害者をなくすために、また加害者にも適切な支援を受けられるようにするためにも、社会全体を変えていく必要があると思う本でした。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/768970 -
2022/07/26 Kindle
依存するまで何に依存するのか選べないっていうのが本当にやるせないなあ…
親がパチンコ好き、酒好きならギャンブルやアルコールにハマりやすいだろうし、親がタバコを吸わない家ならタバコを吸うという発想に嫌悪感を覚えるだろうし、親が肥満ならそのこどもは食べ物で発散するタイプになりやすいだろうな…。
この本に書かれてるみたいな加害行為は言語道断だけど、環境のほうに目を向けたい、、
縫い物や料理にハマるか、受験勉強にハマるか、迷惑行為にハマるか、選べない、、行為が内側に向かうか外側に向かうかも気質の問題。それって教育とか格差とか貧困とかそういう大きな問題につながっていて、どうしたらいいんやとなる。
できる限り刺激の少ない読書とか運動とか、会話とか、カラオケで歌ったりでむかつきは発散したいと思った。自分だっていつそうなってもおかしくないけど、知識があるだけ昔みたいにならないように意識的に気づくことはできるし、人に伝えることもできるはずだ、、
https://bit.ly/3XXhM9o
https://www...
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_63db4303e4b01a4363924ac7