- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784595308208
感想・レビュー・書評
-
昨今のBLM運動の高まりに対して周囲と話していて思うところがあり、アメリカの歴史を学ばないことには意味のある議論ができないと考えて、入門書としてこちらを手に取った。
各章ごとにひとつの側面からアメリカの歴史が簡単に解説されている。興味が湧いてきたところで次の章へ移るくらいのボリュームなので、サクサクと読み進めやすい。
アメリカ大陸への植民開始から合衆国の誕生、戦争、現代…宗教的道徳規範、憧れ、理想などそれぞれの時代でアメリカの進歩への原動力となったものが垣間見られる。そうした進歩に伴う侵略や差別についても同時に解説される。
良い入門書に出会えたと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
米国が植民地時代からどのようにして独立し現在ような大国となったのか簡単に学ぶことができた。
アメリカのことを知っているようであまり知らない。他国を語るにはやはりその歴史を一通り知らなければならない。そのためにはこの放送大学の講座が最適ではないかと思う。
先住民との問題
南部奴隷制社会
独立戦争
南北戦争
ハワイ王国の併合
第一次世界大戦
第二次世界大戦
ベトナム戦争
フェミニズム
9.11
世界一の超大国ゆえに憧れもされ嫌われもされるが、まずその歴史を知るところから始めたい。これまで中国と朝鮮を学んだ。今回米国を学んだので次は欧州を学んでみたい。 -
読んでいたら「アメリカの歴史と文化って薄っ!」と言われた。
文字も大きく、確かにそうなんだが、私のような歴史苦手な人間にとってはこれで充分。ただしお世辞にも面白いとは言えない。