略奪結婚 (ハーレクイン・ロマンス 1576)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596001825

作品紹介・あらすじ

カサンドラは胸騒ぎがしてならなかった。社長のラングに呼びつけられて、フィアンセのアランとともにアメリカまでやってきたが、なぜか不安が胸を去らない。着いた翌日には、昇進をほのめかすラングの指図に従い、アランは嬉々として出張に行ってしまった。その上、せっかくだから観光してはというラングの提案で、ラスベガスへ行くことになった。二人きりで…。向こうでアランと落ち合うというけれど、それまでのほんの二日がなぜこんなに不安なのかしら。何かを胸に秘めているようなラングにおびえながらも、カサンドラは正面から事態に立ち向かおうと決意した。一週間たてば、晴れてアランと幸せになれるのだから。

感想・レビュー・書評

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  • こんなにも読後感の悪いHQ原作は初めて!ヒーローに誠実さの欠片も感じられないうえ、最後とても反省しているようには見えない。なぜヒロインが彼を許せたのか解らない!

  • タイトル通り、上司(社長)のラングが部下の婚約者カサンドラを略奪してしまうというお話です。
    最後の最後で、ようやくヒーローがどうして、部下からヒロインを奪ったのか…、その真実が明かされますが、なんだか読後感としては微妙だなーという印象を受けました。ヒロインに対しても「え、ヒーローのこと、そんなに簡単に許しちゃうの?」と、ちょっと拍子抜けです。

    それにしても、ヒロインは、男運が悪い!
    過去のストーカー男といい、妻をビジネスパートナー兼お飾りとして扱おうとしている婚約者といい、ろくでもない男にばかり言い寄られてますね。

    ラングが、婚約者との間を引き裂いてくれたのは、彼女が婚約者の真実の姿に気付くという意味では、良かったのかも。まぁ、ラングも前妻のせいで、思考回路がかなり捻じ曲がっていたりするのですが…。

    それまで直接会ったことが無かった2人なのに、ラングが部下からカサンドラを奪って結婚した本当の理由ってなんだろう…という謎の部分を、最後の最後まで引っ張ってくれたせいで、最後まで一気読みしてしまいました。

  • 妹への復讐心から彼女を執拗に狙いつづけていた彼。
    ラスベガスでのきらびやかな誘惑劇に惑わされた彼女。
    結婚した彼女を待ち受けるのは…?

    その執念には感服だが、彼女に秘密にしていた彼の全てを知るのが、かなりラストで、構成的にかなり損だと感じた。

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2822.html

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