帰らざる日々 (ハーレクイン・イマージュ 1378)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596004376

感想・レビュー・書評

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  • 鬼ロマです。冷酷な祖父に引き裂かれたにも関わらず、何もしらずに憤り彼女を恨むヒーローという構図です。
    慎ましやかな生活で愛を育んでいた若い二人の過去が切なく、冷酷さをみせる彼を前にして子供の存在を打ち明けられずにいるヒロインが、不憫でキュンなのであります。

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5189.html

  • ジュリーはイギリスの売れっ子クラブ歌手。あるとき、思いがけず、ローマの一流クラブに引き抜かれた。ローマはかつての恋人リコの生まれ故郷だった。ジュリーはリコと深く愛し合い、子供まで身ごもっていながら、銀行家である彼の祖父に結婚を反対され、別れさせられたのだった。その後生まれた息子は七歳になる。でも、リコはそれを知らない……。
    複雑な思いでローマに到着したジュリーを待っていたのは、人を愛する心を失い、冷酷な人間に変わり果てたリコだった。彼がジュリーを引き抜いたクラブのオーナーだったとは。リコはジュリーに捨てられたと思い込み、彼女を目にするや冷ややかに宣言した。「君をここに呼んだのは復讐のためだ!」

    家の思惑で別れさせられてしまった二人が再会してそれから、という物語。ヒーローは別れの原因が自分側にあることを知らないし、信じようともしない、ヒーローらしいヒーロー。傲慢で冷たい、ハズ……、なんだけど、どうもヒロインにたいしてそうなりきれない。そこがかわいい。自分を唯一かわいがってくれたノンナにメロメロで、ヒロインに裏切られたと泣きつくあたり、イタリア男の可愛さで溢れてる。こんなヒーローなんだから、ヒロインもほだされるわ。

  • 仕事でローマを訪れたジュリー。ところが、依頼主はかつての恋人で、その目的は復讐だった!?

  • 飯田などを舞台とした作品です。

  • 切ない話でした
    でも、ヒロインももう少しヒーローに別れざるを得なかった理由を知らせる努力をしていてもいいんじゃないかな、と思いました。
    ヒーローも最後のほう行動が滅裂になっていて、それだけ立ち直るのに時間がかかるんだな、と思いました。

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