- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596117281
作品紹介・あらすじ
クリスマスイブの晩、アナは古書店の最後の片づけをすませた。長年の夢をかなえて開いた店だったが、店の賃貸契約が切れ、値上がりした賃貸料を払いきれずに閉店に追い込まれたのだ。せっかく軌道に乗りかかっていたのに…。降りだした雪の中、車に乗り、駐車場を出ようとしたとき、男が突然目の前に飛び出してきた。急ブレーキを踏み、危ういところで事故を免れたものの、転んで腕をけがした男を家まで送り届けることになる。車に乗り込んできた彼の顔を間近に見たとたん、アナは凍りついた。デイヴィッドに似ている-以前つき合い、苦い思い出のある男に。ギディアン・ストレインジと名乗ったその男性は、郊外の古い屋敷に住んでいた。車が着いたとき、雪はこんこんと降り、屋敷は暗く静まり返っていた。
感想・レビュー・書評
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(33?)コンピュータソフト会社社長 +(24)古書店経営[more]<br />甥がヒロインに罪を被せたのを真に受け、ヒロインの店を閉店に追い込み、わざとヒロインの車に当たって怪我を装い屋敷に送らせ、車に細工して足止めを食わせ、ヒロインと寝た後もヒロインを疑い謗るヒーロー。<br />予めヒーローが呼んでいた証人の到着で疑いはあっさり晴れ、謝るヒーローを簡単に許すヒロイン。ヒーロー曰く、寝たのは復讐じゃなく我慢できなかったから。<br /><br />ヒロインの元彼=女にだらしなくギャンブル好きのろくでなしな甥は金髪のDavid.<br /><blockquote>内容(「BOOK」データベースより)<br />クリスマスイブの晩、アナは古書店の最後の片づけをすませた。長年の夢をかなえて開いた店だったが、店の賃貸契約が切れ、値上がりした賃貸料を払いきれずに閉店に追い込まれたのだ。せっかく軌道に乗りかかっていたのに…。降りだした雪の中、車に乗り、駐車場を出ようとしたとき、男が突然目の前に飛び出してきた。急ブレーキを踏み、危ういところで事故を免れたものの、転んで腕をけがした男を家まで送り届けることになる。車に乗り込んできた彼の顔を間近に見たとたん、アナは凍りついた。デイヴィッドに似ている―以前つき合い、苦い思い出のある男に。ギディアン・ストレインジと名乗ったその男性は、郊外の古い屋敷に住んでいた。車が着いたとき、雪はこんこんと降り、屋敷は暗く静まり返っていた。</blockquote>
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クリスマスイヴの晩、アナは自分の経営する古書店をたたんだ。長年の夢だった店だが、店の賃貸契約が切れ、値上がりした賃貸料が払えずに閉店に追い込まれたのだ。せっかく軌道に乗りかかっていたのに。
店を後にして、降り出した雪の中車で走り出したアナの車の前に男が飛び出してきた。危ういところで事故は免れたものの、転んで腕を怪我した男を家まで送り届けることにした。
男の顔を見て、アナは凍り付く。依然付き合ったことのある苦い思い出の男と似ている。ギディアン・ストレインジと名乗ったその男性は、郊外の古い屋敷に住んでいた。