妻を買った億万長者 (ハーレクイン・ロマンス 2161)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2007年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596121615
感想・レビュー・書評
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若くして瞬く間に恋に落ち結婚するも不貞により7年音信普通だった妻から連絡が来てーー。
生まれ育った環境も違うし、姑と同居、さらに歓迎されていない、その上で夫は無理解で家にいないとか詰み過ぎてる。
結局、相性が良かったのか引力があったのか、不可思議なもので再度結ばれることになったのかな…
2006年。 -
2161ビクトリアは震える指で、別居中の夫アレクシスに電話をかけた。夫とは七年も会っていない。浮気をしたと疑われ、汚い言葉を投げつけられて以来だ。でも、もう潮時だ。別れなければ。久しぶりに聞いた夫の声は、敵意とあざけりに満ちていた。離婚するつもりはないが、彼の住むアテネまで頼みに来れば、少しは寛大になれるかもしれないと言う。横柄な態度は相変わらずだわ。でもほかに方法はない。ビクトリアは少ない所持金をはたいて航空券を買い、夫の待つアテネへと飛び立った。 (2007/01)
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R-2161
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典型的なギリシア人大富豪ヒーロー。傲慢、強引、自己中、自分勝手、人の言うことを聞かない、天こ盛り。いったいどこに魅力があるのか、ヒロインしかわからない。<br>
対してヒロインのほうは、若くて、貧乏で、世間知らず。もっとも十九歳ならそんなものかも。ヒーローのほうも最初の出会いの時点では大学卒業直後なので、未熟な二人同士。もちろん育った境遇も受けた教育も違う二人がうまくいくわけもなく、破局。それでも七年も離婚もせずにいたというのは、互いになにかがあったという設定かも?<br>
しかしヒロインがお金に困る場合、たいてい自分の為じゃないけど、それはどうかと。給料が払えないなら、友人とはいえ雇うべきではないと思う。