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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596129833
作品紹介・あらすじ
両親を亡くし、天涯孤独のヘレナは、ある知らせを受けた。かつて父親が庭師をしていた屋敷の女主人イゾベルが亡くなり、その所有権の半分がヘレナに遺されたというのだ。手続きのために弁護士を訪ねると、思いがけない再会が待っていた。オスカー・テオトキス! イゾベルの大甥で、ギリシアの有名な実業家。あのころ、ふたりは秘かに愛し合っていた――とヘレナは信じていた。それなのに、彼は突然何も言わずにヘレナの前から姿を消したのだ。驚いたことに、屋敷の所有権のもう半分は彼に遺されたという。そして相続の条件は、1年間誰にも売却せず
感想・レビュー・書評
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一年売却しないという条件のみ。世間に疲れたヘレナは、癒しを求めて屋敷に住み始め、売るに売れないオスカーなのだが、彼女への気持ちをもう一度つかみたいと、何度も通うというお話。
分相応な財産を譲られたことに対する彼の意見は、いたって淡白。ギリシア人らしく罵ってくれることを期待したのだが、ハズレた。
優しげな雰囲気の作品
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