- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596130839
作品紹介・あらすじ
幼い頃から家族のために尽くしてきたルシーラの願いはただ一つ、〈チャッツフィールド〉を継ぎ、かつての名声を取り戻すこと。だが、一族の長である彼女の父は娘の願いを一蹴し、経歴不肖のギリシア人富豪、クリストスをCEOに任命すると、ホテル経営のすべてを彼に委ねてしまったのだった。日々、神のごとく君臨するクリストスの部下として服従を強いられ、その圧倒的な魅力に惹かれながらも、ルシーラは必死で抗った。彼にだって弱点があるはずよ。もしそれがわかれば……。はからずも、ルシーラは彼の弱点を知ることになる。知りたくなかった、
感想・レビュー・書評
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チャッツフィールド最終話です。他にも関連作が出ておりますが、この巻で謎のCEOが登場し、8巻ごしの株主総会がひらかれ、大団円となります。
弟妹のまとめ役であり常に姉であり続けながら、父に認められたいと願ってきたルシーラは、父の信頼を勝ち取ったCEOに対して複雑な想いを抱えており、欲望を破滅を望む狭間で揺れるというお話。
そんな彼女が幸せになるのは素直に嬉しい。
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3.5
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2015年1月からスタートした〈ホテル・チャッツフィールド〉も、いよいよ最終話。謎めいたCEOクリストスの正体がついに明らかに! チャッツフィールド家の面々が一同に会しての大団円です。