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- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596323859
感想・レビュー・書評
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知り合って数日のヘンリーに「自分が死んだら妹の後見人になってほしい」と半ば強引に約束させられた侯爵バニング。その後ヘンリーは戦死。生還したバニングは約束を守り、被後見人のプルーデンスを迎えに行くが、初対面の彼女は身なりも言葉遣いも汚らしく、17歳も年上のバニングを罵倒する有様だった。喧嘩しながらも意外と気の合う2人だが、プルーデンスには男の影が…。恐ろしくジコチューなプルーデンスにちょっとウンザリもするけれど、これがラストで秘密が明かされると不思議とスッキリしちゃった。最終的には何やら面白いカップルの誕生でした。脇役陣も◎!
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ワーテルローの戦いの前夜、レディ・リッチモンドの舞踏会でダヴェントリー侯爵バニング・タルボットは、ヘンリー・マカフィ大佐から、自分が死んだら、妹の後見人になって欲しいと頼まれ、引き受けてしまう。
そして、バニングは被後見人であるブルーデンス・マカフィをロンドンに迎えるために、彼女が祖父と暮らす農園に出向く。兄のヘンリーがかつて「エンジェル」と呼んでいたブルーデンスは、名前の由来である「思慮深さ」とは程遠い、快活でお転婆なレディらしくない女性だった。バニングとブルーデンスは、反発しあいながらも、お互いに惹かれあっていく。
前半は面白い展開だが、後半はだれてきたのが残念である。
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