- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596332004
作品紹介・あらすじ
幼くして両親を亡くし、心優しい叔母に引き取られたヘレン。ある日、叔母が全財産を預けていた銀行が破綻し、無一文に陥った。明日のパンにも困る暮らしを覚悟したとき、とある招待状が届く。差し出し人は、叔母の一族の長である伯爵、ブリッジミア卿。人嫌いで有名な彼だが、クリスマスだけは親戚を集め、施しをするという。叔母さまはそんな会には参加するまいと毎年招待状を捨てていたけれど、生きるためには、ブリッジミア卿にすがるしかないわ!ところが、いざ伯爵邸に着いたとたん、叔母が旅の疲れで倒れてしまい、慌てたヘレンは近くにいた従
感想・レビュー・書評
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100号記念作品です。
冒頭には作者からのメッセージつき。日本語役の表紙を気に入っておられるようです。
ハーレクインヒストリカルの王道といえる、オーソドックスで心温まるクリスマスストーリー。
ヒーローは誤解されがちないい人。
あまりドロドロした展開を好きではない方には安心して読める、ほのぼのヒストリカルロマだった。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5220.html -
幼くして両親を亡くし、心優しい叔母に引き取られたヘレン。
ある日、叔母が全財産を預けていた銀行が破綻し、無一文に陥った。
明日のパンにも困る暮らしを覚悟したとき、とある招待状が届く。
差し出し人は、叔母の一族の長である伯爵、ブリッジミア卿。
人嫌いで有名な彼だが、クリスマスだけは親戚を集め、施しをするという。
叔母さまはそんな会には参加するまいと毎年招待状を捨てていたけれど、
生きるためには、ブリッジミア卿にすがるしかないわ!
ところが、いざ伯爵邸に着いたとたん、叔母が旅の疲れで倒れてしまい、
慌てたヘレンは近くにいた従僕に助けを求めた――
じつはその“従僕”が、この屋敷の主、ブリッジミア卿とも知らずに。