さめた愛 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

著者 : メアリー・ライアンズ 加藤しをり

• ハーパーコリンズ・ ジャパン (2015年9月11日発売)

作品紹介・あらすじ

困ったわ、フランス行きの便がすべて欠航だなんて。従妹の結婚式に招待されていたオリビアは、突然のアクシデントに見舞われ、出席をあきらめようとしていた。ところが従妹の奔走により、話は予想外の展開をみせる。花婿の叔父だという伯爵が、オリビアを迎えに来るというのだ。彼の予約したフェリーに便乗させてもらえるのはありがたいが、本音を言うと、尊大なご老人のお相手は気詰まりだった。翌日、伯爵が迎えに訪れた。彼は…尊大な老人どころではなかった。「オリビアじゃないか。5年ぶりか。また会えてうれしいよ」ラウール・ド・ヴァレンヌ!裏切り者の元婚約者がなぜここにいるの?

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年9月3日]

☆3.5

自由奔放な従姉妹が妊娠しフランス人男性と結婚するという。
結婚式に呼ばれたヒロインは、ストによりフランスまでの交通手段がなくなるが花婿の叔父である伯爵がヒロインを連れて行ってくれることとなる。
ヒロインの前に現れた伯爵は5年前に婚約するも捨てられた相手でーー。

メアリー・ライアンズは読みやすくて面白い。
古さもさほど感じないので（カセットテープくらいか？笑）もっと復刊してほしい。

1984年。

[ハーレクインさんの感想 · 2015年9月8日]

80年代後半から90年代のイマージュを支えた人気作家の代表作。元婚約者とのありえない再会から始まるロマンスです。