略奪された花嫁 (シルエット・ラブストリーム 120 砂漠の王子たち)

著者 : アレキサンドラ・セラーズ 安倍杏子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2001年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[megumi33さんの感想 · 2015年7月13日]

そういえば、この作家の小説は以前にも読んだことがあると
気づきました。
やっぱり、面白かったです。
特に、冒頭の再婚しようとする元皇太子妃を当の皇太子妃が結婚式当日、皇太子本人が攫いにくるシーンは、まるで映画のようで、劇的でした。

ヒロインのアリナーは皇太子との間に生まれた赤ちゃんは死産と聞かされていたこと、夫である皇太子との間が冷たい関係になり、宮殿から逃げたのですが、
何と赤ちゃんは生きており、その嘘はすべて皇太子の叔母の陰謀であることが露見。
なかなか誤解が解けない二人でしたが、最後は叔母の嘘が二人を引き裂いたと知り、仲直りします。

シークものはドラマティックで面白い！
楽しい読書タイムでした。