甘い一週間 (MIRA文庫 SB 1-12)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596912060

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  • 地味な生物学者のアリソンは、双子の姉の頼みで数日、身代わりとなることに。姉のフィアンセに親友スペンサーを紹介されるが、その彼に一目惚れされた事でややこしい展開に。事情を知った後もアリソンに猛烈アタック。苦肉の策で、彼女の実験テーマに協力を志願することでチャッカリ子作りする約束を取り付ける。職業も怪しげだし、かなりのプレイボーイの彼に対し、男性経験のないアリソンが尻込みするのは当然。意味のない秘密主義でアリソンを傷つけちゃうし、実験云々言う前にちゃんと気持ちを伝えればいいのに…基本は紳士的で一途なので嫌いじゃない。最後まで引っ張ったスペンサーの職業には少し笑ってしまった。

  • 双子姉妹の入れ代わりから始まるストーリー。ハッピーエンドがわかっていてももどかしい展開にイライラ。官能的な描写が多く短絡な感じもあり後半は少し飽きてきた。

  • 原題:Thursday 's Child
    ヒロイン:アリソン・リーモン 30歳
    ヒーロー:スペンサー・ラフト

    ヒーローの年齢が(たぶん)書いていなかったので、わからないけど、たぶん30歳後半じゃないかな?と。

    よくある、双子の入れ替わりから起こる騒動のお話でした。
    ただ、サンドラ・ブラウンのお話でコミカルなお話は初めて読みました。

    物語、半分いかないかな?ってところで、すでに入れ替わっていた事をばらしてしまっていましたが、もう少し、引き伸ばしてそのやり取りを楽しみたかったな。

    だから、後半はなんとなくダラダラと進んでしまって~・・・。
    唯一緊張感を持たせていてくれた、「ヒーローの職業の謎」。
    なかなかその職業が明らかにならない。

    やっと最後の最後で明らかになったのだが、
    「これですか?・・・」
    って感じがして、拍子抜けしてしまった。ヒーローにいわせれば、ほこりを持った職業なので。私にそういう趣味がないから、そう思うだけなのかもしれないし。でも「オタク」ってことだよね?

    とても参考になったのは、この物語の原題になっているThursday 's Childの意味。あとがきに感謝。

    マザーグースの歌にちなんでいるらしい。
    「月曜日の子は頭がいい
    火曜日の子は品がいい
    水曜日の子は苦労人
    木曜日の子はゆく道遠い
    金曜日の子は心が広い
    土曜日の子はせっせと働く
    けれど、安息部に生まれた子は
    かわいく賢くやさしく明るい」

    この歌から木曜生まれは薄幸のこを意味するらしいが、この物語では
    ヒーローは「将来性がある」と解釈している。素晴らしい!!

  • Thursday's child
    内気で真面目なアリソンが、一週間だけ、豊胸手術をする双子の姉になりすます事になるが、姉の婚約者に親友スペンサーを紹介され…という話。

  • 前半は双子ならではの喜劇が面白く、後半は熱く甘い時間が良い味をだしていた。アリソンが意固地になり過ぎることはなく、スペンサーがひとり突っ走ることなく広くあたたかだった。きちんと自分の中で整理し、二人が互いの気持ちをそれとなく感じ伝えあう。そんな関係は素敵だと思う。

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