- Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596912268
感想・レビュー・書評
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★3.5
頭を殴られ監禁されていたところを逃げてきたヒーロー。
真夜中にヒロインの家へ助けを求める…全裸で(笑)
とんでもない出会いだけど奇天烈な科学者脳の父親を持つヒロイン、ちょっとやそっとじゃ動じません。
そのまま家へ入れ看病をすることに。
回復したヒーローに話を聞くと自分の名前すらも覚えてない記憶喪失状態であることがわかる。
襲われて記憶喪失で、という状態でも明るくあっけらかんとしたヒーローに好感。
ヒロインもちょっぴり頑固だけど(笑)小説家だけあって頭の動く女性で読んでいて気持ちが良かった。
この小説家という事実をヒーローに知られるのを恐れてプロポーズを頑なに断るけど、アメリカで育ったヒーローは気にしないよなぁ…と思いつつもこれが時代というやつなのかな。
キャンディス・キャンプらしい楽しく読める作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
記憶喪失ヒーローx令嬢ヒロイン
アメリカ育ちで率直なヒーローと
変わり者の父に育てられたおてんばヒロインは
見事なわれなべとじぶたカップルです。
ラブラブなのはいいんだけれども
初めては野外(それも森の中で、事後には寝ちゃうし)
他にも捕らわれた小屋の中でとか
忍び込んだ屋敷の隠し部屋でとか
もうちょっとTPOをわきまえろと言いたい。
敵の屋敷にヘアピンを残してきちゃってどうするの?
あと、ヒロインが最後まで隠して続けている秘密は
どう考えてもヒーローは気にしないと思うよ。 -
キャンディス・キャンプらしい明るく独立心に富んだヒロインと、メロメロで頼もしいのになんだか抜けてる(記憶喪失のせいもあるかな)ヒーローが魅力的なので☆3.5でもいいかな。楽しい話ではあるけど、ときめきやせつなさは少なめ。
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かーなり良かった。もう【追憶のフィナーレ】でどうしようかとか思ったけれど、思い切って購入してみてよかった。設定が好みだったから、迷ったんだけど。ヒロインが自他共に頑固だって認めているけれど、私の好きな頑固さだった。こーいう頑固なんだよなあ、ほしいのは。ヒロインとヒーローはお互いに誤解していてもちゃんと自分の言い分を相手に伝える勇気があるし、相手の言い分をきちんと聞く良識もある。ホットなシーンも素敵で、私的には最初の部分の、ヒーローがヒロインを娼婦と勘違いして「金はあるんだ」とか言っているところが好き。とにかくおすすめおすすめ。
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19世紀イギリス南部の田舎町に住む名家の令嬢プリシラ。ある夜、家の玄関をたたく音が…。扉を開けるとそこには全裸の若い男が!翌日目覚めた彼は記憶を失っていた。おてんば令嬢プリシラは彼の身元を探るうちに公爵家の過去の殺人事件に巻き込まれていく。
ストーリーは、はっきり言ってなんじゃこりゃの行き当たりばったりのご都合主義(でもハーレだから)だけど、おてんば!なプリシラが良いキャラしてます。記憶喪失の彼もなかなかですが、プリシラと彼女の家族がなんと言ってもイイです。(恋愛パートは思いっきり18禁)この作家さん、ヒストリカルに定評ある方らしいので他の作品捜してみたいです。ついでにコレは評価が低い方らしいので楽しみ(^_^)