恋のリグレット (MIRA文庫 CC 1-26 伯爵夫人の縁結び 4)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2011年4月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596914521
作品紹介・あらすじ
縁結びの達人と名高い伯爵未亡人フランチェスカはめずらしく沈んでいた。かつて彼女は幼なじみのロックフォード公爵と婚約していたが、彼と愛人の密会を目撃して打ちのめされ、一方的に婚約破棄した。ところが今になってその愛人が、あれは一人芝居だったと告白したのだ。彼はフランチェスカの不当な仕打ちのせいで女性を信用できなくなり、いまだに独身なのかもしれない。せめてもの罪滅ぼしに、ロックフォードにふさわしい若くて完璧な妻を見つけて幸せにしよう。胸をちくりと刺す痛みを無視して、彼女は花嫁探しに乗り出した。
感想・レビュー・書評
-
3.3
完結編。
自分の感情に対して悪あがきするフランチェスカ。
シンクレアはハーレクイン的にかなりの萌えヒーローである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まずまずかな(笑)このシリーズの最初の話しの時から、ゆくゆくはこの2人が...と想像出来ました。主人公とその相手の勘違い多いよね(笑)ドキドキ感は味わえました。
-
とうとう完結。ロックフォード公爵かっこいいわぁ。
-
〈伯爵夫人の縁結び 4〉伯爵未亡人のヒロイン。公爵ヒーロー。
前作で判明した事柄に衝撃をうけ苦悩し罪悪感に苛まれたヒロインの決心はわかるのだが ヒーローはもう長いことヒロインを恨みながらも多分愛してて 彼が彼女の財政難のために裏でこっそりやってた事なんて もう愛情なしではできんだろって。シリーズの主人公達のその後も幸せそうで 一番年齢いってる本作の主人公達にも幸せが訪れて良かった。 -
ここまで期待通りとは♪♪♪
昔のペニー・ジョーダンの悲観的ヒロインや長いこと思い焦がれているヒーローが好きな自分にはあまりにツボすぎて即再読。
(作家がアメリカ人なだけに公爵はペニーヒーロー程暗くないけど、それでも威厳溢れる公爵様がフランチェスカだけにはメロメロで、なのに恋愛が思い通りにいかずに焦れてるところとかw)
公爵がせっせと外堀埋めてるのに、フランチェスカは気付かずマイナス思考のスパイラル。ほんともどかしくて切なくて、感動作ってわけじゃないのにフランチェスカに感情移入して切なくて何度も泣けてしまった。