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- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596915603
作品紹介・あらすじ
マージェリーは昼はレディ付きのメイドとして働き、夜は手作りのお菓子を娼館に持ち込み、女性たちのドレスと交換して生計をたてている。ある晩、彼女は館のホールで見知らぬ紳士とぶつかった。マージェリーの動揺を嘲笑うように、彼は突然彼女の唇を奪うと、悠然とその場を立ち去った。その紳士、ヘンリー・ウォードは蠱惑的な笑みをたたえ、それからもたびたびマージェリーの前に現れる。いったい彼は何者なの?彼女の疑問はほどなくとけた。ヘンリーが驚愕の事実を告げたのだ。「きみは伯爵の孫娘だ。僕は迎えに来たんだ」
感想・レビュー・書評
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『淑女と娼婦』の邦訳が2000年からある、リタ賞に何度かノミネートされているヒストリカルの作家さん
ミラ文庫化した作品は、短編とあわせて二作目ですが、シリーズのラスト巻らしく、ラストはワラワラと知らない人物の登場で、置いてきぼり感あり。
その手のシーンはアツアツで、章ごとに、タロットにちなんだタイトルと意味があり、その辺りかなりワクワクしたのに、遺産相続にまつわる事件はラストまで進展がなく、思ったより劇的な展開はなかった。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3173.html
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