無慈悲な王に手折られし薔薇 (MIRA文庫)

  • ハーレクイン
3.71
  • (0)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596915979

作品紹介・あらすじ

パリの貧民街で暮らすエリナーは、母親を捜して淫らな噂の流れる館に忍び込む。だがすぐに捕らえられ、〝地獄の王〟と呼ばれる子爵の前に突き出されて…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1768年、パリ。
    パリの社交界で名を馳せる放蕩貴族のフランシス・ローハン子爵とパリの貧民街で暮らすイングランドの男爵令嬢エリナー・ハリマンの物語。

    期待以上に面白かった。
    ヒロインもヒーローも辛い過去があり、本来なら出会うことも惹かれ合うこともなかったであろう2人の行方に最後までドキドキハラハラ。
    会話のやり取りや脇の登場人物も魅力的で彩りを添えている。
    惜しいのはその後の2人は少しでも見たかった。
    まぁ幸せだろうというのは想像がつくけども。
    ヒーローの性格や話し方が面白いし年齢のわりに子どもっぽいところもあって可愛かった。

    2010年。

  • 没落貴族のすんごい美少女妹と、いまいちぱっとしない姉。姉が主人公。
    地獄の王、闇の王(だったかな?)などの悪名を持つわりにヒーローが妙に可愛いところがあって、ちょっと笑ってしまったw

  • こってり系。
    タイトルにドン引きであんまり読む気しなかったのだが、中身を読んで、うん、まあ、なるほどね、というか。それでも厨二が過ぎると思うが。
    ヒーローとヒロインのやりとりがグッタリする。
    それ以外は超わかりやすい伏線がお粗末なものの、割と楽しく読める。

  • 1768年のフランスの革命前の華やいだフランスの明と暗を描くヒストリカルロマンス。
    作者がデビューしたのは、1974年という大御所作家。
    なので、“地獄の王"と呼ばれるローハン子爵の言葉通り、エロティックで淫らな展開が待っているのかと、今ふうのヒストリカルを期待すると、ハズレ感があるのでご注意。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3875.html

全5件中 1 - 5件を表示

アン・スチュアートの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×