誇り高き愛人 (ハーレクイン文庫 458)

著者 : エリザベス・ロールズ 田中淑子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2012年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[(´ｰ｀)さんの感想 · 2022年1月5日]

父を自殺で亡くしたところから始まる。
自ら命を絶った者は他の者とは同じように埋葬してもらえず、幼いヒロインは人目を忍んで最後に花の球根を植えようとする。
その時に出会ったのは父の部下で伯爵のヒーロー。

この時のヒーローは優しくて頼りになる男性だったけど再会してからは誤解andすれ違いでヒロインに対して暴言祭り。
個人的にそんなに気にならなかったのはヒーローにヒロインへの気持ちを感じたからかな。
ただ最後の方までそんなすれ違いが続くので素直にイチャイチャが見たかった。

[Renさんの感想 · 2012年8月18日]

叔父のもとに引き取られ孤独で使用人同然の生活を強いられていた令嬢ヒロインと彼女の亡き父のかつての部下だった伯爵ヒーロー。
彼とヒロイン１５歳の出会いが衝撃的状況だが　数年後の再会で思いがけない関係となってしまった二人。彼女がなぜ真実を話さないまま彼との関係を始めたのか理解できないなぁ。想い人への密かな期待があったからだろうけど。その後の彼の態度もかなり大人げなくヒロインが可哀相になってきた。