邪恋

著者 : 藤田宜永

• 毎日新聞出版 (2001年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[donnaさんの感想 · 2012年5月29日]

妻子ある男が勝手に好きになった女とやりたい放題やって、挙句の果てには妻子からも愛人からも捨てられる。ざまーみやがれ。　という本でした。おもしろかったですが。途中から不愉快になってきましたが。

[isokoさんの感想 · 2011年4月24日]

邪恋　人の道を外れた恋。患者に手を出す技士。

[＠keyさんの感想 · 2011年3月17日]

病院の待合室に置いてあったので読んだけれど、精神衛生上よくないんじゃ。
どろどろ、とろとろ。
女を、人を、雄の視点で冷静に綴るとこうなるのか、といった感じ。
得るものはないが、いい暇つぶしになりました。

[(・ω・)さんの感想 · 2006年12月1日]

義肢装具士と下肢を失った患者との不倫の物語。ちょっと大人向き。それゆえに少々、奇麗事(笑)この本に登場する女性たちはみーんな美しくそして、したたか。世の殿方の願望なのかしらね。

著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」