異邦人の夜

著者 :
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 38
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106687

作品紹介・あらすじ

めくるめく夜の六本木を体ひとつで生き抜くフィリピン人不法滞在者・マリア。かつて自らが犯した父殺しの罪業に怯える。在日韓国人実業家・木村秀雄。そして、その娘・貴子はアイデンティティを求めて氏変更の裁判闘争に挑む。国境を超えて生きる者の愛と絶望を描く、梁石日2年ぶりの長編=衝撃の世界文学。

感想・レビュー・書評

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  • 梁石白著。
    軽いタイトル名に似合わないハードボイルドな人間ドラマ。3人の半生を、微妙な距離で重ねながら綴られている。小説の中での3人の結末は全くの予想外で、驚きとともにその意味について考えを深める余地がある、力作です。

  • 図書館にて借りました。
    「断層海流」の続編。

    読み始めてから気がつきました(笑)
    びっくりして、ホッとした。
    良かった、気になっていたから。

    「在日」と云う立場がいかに不安か、違うか。
    その中で「生きる」と云う強さ。
    本当に強いな。

  • 少し違和感あり、ストーリーとしてどうだろう?

  • 梁ワールドです。
    私の知らない、でも知らなきゃいけないアジアの方々の話。
    一気に読み上げました

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著者プロフィール

1936年生まれ。『血と骨』『夜を賭けて』など作品多数。

「2020年 『魂の痕(きずあと)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梁石日の作品

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