ラスト・ドリーム

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106878

感想・レビュー・書評

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  • おっ!
    これは、なかなか面白い!
    つかみが素晴らしい、ぐぐぐっと来ちゃう。

    題名のラストドリームと表紙の雪と男の絵に誘われ
    て読み始めたんですけど
    いいねぇ~、これ面白いかもっ?と
    前半、ぐいぐいと惹きこまれていきました。
    (ところどころに場面転換が急すぎたりするのを感じ
    ちょっとわかりづらく感じる部分があります。)

    自分と妻、ビジネスマンの自分、
    そして「ランウェイ」という北海道。

    内容としては、じっくりいけて面白かったんですけど
    ラストを含めて物足りなさが
    けっこう残ります。
    ちょっと残念。

  • 昔、何かで紹介されてて面白そうだなと思ってずっとチェックしてて、最近やっと読んだ。
    話は最初、ミステリーみたいな始まり方する。自分が何者かわからない、どこへ行くのかもわからない。北海道の中の列車で出会った老人に付いていき、不思議な場所に到着し、町に出て、睡眠をとり気づいたら東京の自宅に戻っていた・・・ていう感じ??

    「おっこれ中々面白いんじゃない!?」とか思ったけど・・・期待はずれというか、読み進めるにつれて普通の話になった。普通の恋愛話というか、ヒューマンというか。話も浅く広くっていう感じ。たぶんミステリーの心積もりで読んだからガックリだったんだと思う。

著者プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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