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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107059
作品紹介・あらすじ
時は室町。諏訪大社に伝わる奇祭に神の使いとして選ばれた少年の身に、思いも寄らぬ災厄が降りかかる。人身供犠、家族への憎しみ、公家の姫との非恋、申楽能への憧れ…、世阿弥の血を引く美少年の数奇な運命を描く中世絵巻。
感想・レビュー・書評
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時は室町時代。重千代と信千代の二人は、仲の良い双子の兄弟として諏訪の小松家で育てられる。信千代は諏訪の大祭の神使役に選ばれるが、重千代が諏訪の大祭の神使役に選ばれた場合の身代わりとしてもらわれてきた子であったとの真実を知った信千代は、祭の最中に自分は殺される運命にあることを察し、猿楽の一座や修験者に助けられ京の都に落ち延びる。貴族と能楽師の血をひく信千代の数奇な運命を描いた秀作。
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