- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107677
作品紹介・あらすじ
京都に住む三十歳の坪木仁志は、職を失い、恋人に捨てられ、明日の生活もままならない。親に勘当され、金貸しの佐伯平蔵から借りた八十万円の借金を返せるあてもない。そんな坪木に佐伯はある提案をする。それは、借金返済の代わりに坪木を車の運転手として雇い、返済の滞る人びとのもとへ「取り立て」に出かけるというものだった…。圧倒的な物語の愉楽。宮本文学の到達点。
感想・レビュー・書評
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ずっとご無沙汰してた宮本輝さんの作品でしたが、やっぱり引き込まれました。
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感想は下巻へ。
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内容(「BOOK」データベースより)
京都に住む三十歳の坪木仁志は、職を失い、恋人に捨てられ、明日の生活もままならない。親に勘当され、金貸しの佐伯平蔵から借りた八十万円の借金を返せるあてもない。そんな坪木に佐伯はある提案をする。それは、借金返済の代わりに坪木を車の運転手として雇い、返済の滞る人びとのもとへ「取り立て」に出かけるというものだった…。圧倒的な物語の愉楽。宮本文学の到達点。
11月13日~16日 -
「三十光年の星たち」上下読んだ。http://t.co/yuCKs8zR 良い本だった。宮本輝を読むといつも、人間の心の正しさとそうあろうする人の姿に胸を打たれる。この人の本には悪人は出てこない。弱くても狡くても真っ当さを理解できる人たちばかりなんだよな。(つづく
染織や骨董目利き、柔術、宝物修復という文化技術の継承だけでなく、意志や心の有り様を誰かに引き継ぎ、人間を育てる。ようやく一人前になるまでに30年。継続の困難さと、人は一人では何も成し得ない、知らずとも常に誰かに助けられているのだ、ということを改めて認識する。(おわり
つけたし
「人生に起きることに偶然なんてない、起きること一つ一つ全部に意味がある」というのは、本当にそのとおりだと思う。
自分が今ここにこうしているのもそうしている必然があるからだし、過去の全てのことが絡まって現在に導いてきているのだもの。
まったくねー。。。 -
ぐいぐい引き込まれた。下巻が楽しみ。感想はそれを読み終えてから。
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冒頭から掴むなぁ。とりあえず感想は下巻に持ち越し:-)
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半月前、どういうきっかけだか忘れたけれど、「宮本 輝」の本を何か読んでみようと思って適当に選んだ本です。
最初数ページ読んだだけで、もう引きこまれます。
「宮本 輝」の本は初めて! 面白いです。 (まだ途中です。)
登場人物は個性的だけど どこか節度があり読むほどに魅力的。
自然や食べ物などのうんちくもイヤミがなく 気取らない趣味の良さが伺われます。
2013/8/31 予約 9/13 借りて読み始める。 10/8 読み終わる。
内容と目次は
内容 :
京都に住む無職の仁志は、金貸しの佐伯に借金がある。
佐伯に借金返済の代わりに運転手として雇われた彼は、返済の滞る人びとへの取り立ての旅に出ることになり…。
『毎日新聞』連載を加筆修正して単行本化。
著者 :
1947年神戸市生まれ。
「泥の河」で太宰治賞、「螢川」で芥川龍之介賞、「優駿」で吉川英治文学賞を受賞。
2010年、紫綬褒章を受章。 -
やばい。。。また輝の世界にはまってる。。。おもろい!
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下巻に続く