あなたが消えた夜に

著者 :
  • 毎日新聞出版
3.34
  • (34)
  • (136)
  • (165)
  • (50)
  • (10)
本棚登録 : 1200
感想 : 159
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620108179

作品紹介・あらすじ

ある町で突如発生した連続通り魔殺人事件。所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋は"コートの男"を追う。しかし事件は、さらなる悲劇の序章に過ぎなかった。"コートの男"とは何者か。誰が、何のために人を殺すのか。翻弄される男女の運命。神にも愛にも見捨てられた人間を、人は救うことができるのか。人間存在を揺るがす驚愕のミステリー!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ☞リンク本『その先の道に消える 』

  • 再読です。この物語のタイトル回収はやっぱり最高だなと思いました。登場人物の思いが爆発しているようで、心が揺さぶられます。

  • やっと読んだ、、疲れた
    後半は惰性で読んだ、疲れた
    前半のおっ、刑事物か って期待を後半大きく崩されてあー中村文則っぽくなっていくついていけん、、
    みたいな、、、疲れた とりあえず読んだ

  • 良くも悪くも展開は予想できませんでした。

  • 図書館。あまり良くなかった。警察物を読み慣れてないだけかもしれないけれど、長い長い手記を残すというところに現実味がない。手記で語らせるところ、また作者本人の思想を登場人物に突然語らせるところ、この作者の癖だなあと思ってしまった。

  • 創作的狂気に何のリアリティも感じない。

  • ある町で突如発生した連続通り魔殺人事件。所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋は“コートの男”を追う。しかし事件は、さらなる悲劇の序章に過ぎなかった。“コートの男”とは何者か。誰が、何のために人を殺すのか。翻弄される男女の運命。神にも愛にも見捨てられた人間を、人は救うことができるのか。人間存在を揺るがす驚愕のミステリー!

  • 中村さんらしい作品だった。
    真田、米原は怖い人やった。

  • ある町で突如発生した連続通り魔殺人事件。所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋は“コートの男”を追う。しかし事件は、さらなる悲劇の序章に過ぎなかった。“コートの男”とは何者か。誰が、何のために人を殺すのか。翻弄される男女の運命。神にも愛にも見捨てられた人間を、人は救うことができるのか。


    なんて評したらいいのか正直分からない。
    バランスが悪いのかもしれない。
    かといって面白くなかった訳でもない。

    重苦しくなっていく話の展開の中で、
    刑事の中島と小橋のやり取りが和みの要素の一つ。

  • 中村さんの本は…狂ってるなー。狂ってる人しか出てこない。でもみんなどこかは狂ってる、と思いつつもこの本に出てくる人たちは狂いすぎてる。ミステリーかと思ったら狂ってる本。この人の本のなかでは読みやすい部類で、没入感もあるが、やはり最後はこうくるか。主人公の過去と交わる部分もあったらよかったとも思いつつ、ほんと養育で人はどうとでもなるのかなと思ったり。とりあえず狂ってる。でも狂ってる事が彼らにとって生きがい、もしくはそれなしには生きていけない要素なのかもしれない。

全159件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九七七年愛知県生まれ。福島大学卒。二〇〇二年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。〇四年『遮光』で野間文芸新人賞、〇五年『土の中の子供』で芥川賞、一〇年『掏ス摸リ』で大江健三郎賞受賞など。作品は各国で翻訳され、一四年に米文学賞デイビッド・グディス賞を受賞。他の著書に『去年の冬、きみと別れ』『教団X』などがある。

「2022年 『逃亡者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村文則の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×