- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620200262
感想・レビュー・書評
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視覚障害者の女の子にドキドキしながらも学校や近所でのやりとりする様子が初々しいくてよかった。
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オールカラーの挿絵に点字の説明がついていたり、章立てがすごく細かかったり、手触りのよい紙で作られていたり、工夫しているのだなあ。語り手の一平くんも、ゲリ先生をはじめ登場人物たちもとても魅力的だけど、とにかく点子ちゃんがすてき。上方ことばを駆使したリズムよい文章もすばらしい。
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読書感想文に使った
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見えなくても点子ちゃんは他の感覚が豊か。感覚や想像力の豊かさ、鋭さは目が見えているかどうかは関係ない。この世にはびこる障害者への歪んだ同情やかわいそうの感情を吹き飛ばすような女の子。素敵。お母さんが恋しい普通の女の子なんだ。
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2019.11.30
小さい頃から目が見えず、ニューヨークで暮らしていた女の子
点字を使うことで物語を読み漫画を読み
自分の世界を広げていく。
可能性を持った女の子とのちょっとだけの青春物語 -
天使みたいな、妖精みたいな、姫みたいな。
目の見えない点子ちゃんだけが見える、クラスのみんなにも先生にも見えないもの。
挿絵やページ数にも点字が書かれていました。 -
目が見えない少女の物語。目が見えないから他の色んな感覚が研ぎ澄まされるんだろうな。目が見えないのは不幸なことではない。って誰か言ってたな。
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とても読みやすい。四年生のバリアフリーにも合っている。
内容は、転校生のとても可愛い女の子が全盲で、とても良い子だった。おかげで、悩みを打ち明け、解決した。という感じだが、辛口に言うと障害を扱うなら、間違った認識を変えたり、理解を深めるエピソードが欲しかったかな。
点子ちゃんが良い子過ぎて、私には所詮、作り話って気持ちがついてまわり、イマイチでした。 -
挿絵がたくさんあってよかった。ページが点字で書いてあっていいと思った。
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目の見えない女の子が、僕の教室にやってきた。僕の、席の隣に座っている。あだなが、「点子ちゃん」なのだ。僕は点子ちゃんのナイトをたのまれたのだった
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転校してきた目が見えない女の子。ぼくもクラスメートも、気になって・・。ほんとのお友だちになれるかな?
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クラスに全盲の美少女、点子ちゃんがアメリカから転校してくる。まずこの設定にぐっと来ましたね(笑)。点字の本をたくさん読んでいたから、点子ちゃん。関西の学校ということらしく、先生やクラスメイトは関西弁。そして先生の名前は原井伊太男で、あだ名は「ゲリ」(笑)。全盲だからといって、点子ちゃんがそれを苦にしているわけではなく、楽しく明るく日々を過ごしている。そしてクラスメイトも仲良く彼女に接する。と、書くとなんとも良い子ちゃん的な雰囲気がしてしまいますが、そんなわざとらしさも教訓くささもなく、ユーモアがあって面白い。なかなかいい作品だな〜と思います。
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課題図書。
目の見えない点字をよむ点子ちゃん。
やさしい雰囲気。
すんなりと読めたような。 -
2010年中学年課題図書。
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それからも、ぼくは何度か、点子ちゃんの家にあそびにいった。
ホトンド、二人とも縁側にすわってだまって本を読んでいた。
ぼくは、廊下のすみにある古い本棚から読めそうな本をかたっぱしから引っぱり出して読んだ。点子ちゃんは、点字のぶ厚い本をひざの上にのせて夢中で読んでいた。