特派員 芥川龍之介―中国でなにを視たのか

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  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620311494

作品紹介・あらすじ

本書は芥川龍之介の幼少期からの中国文学とのかかわりを検討し、中国旅行をはじめとする中国体験が、この作家にいかに大きな意味を持つか考えたものである。大正10年、大阪毎日新聞社の視察員として中国を遍歴した芥川の120余日を、第一人者が著作や書簡集、フィールドワークから丹念に検証。その文学的成果とジャーナリスト精神のありかを、独自の視点から読み解く。

著者プロフィール

関口安義(せきぐち・やすよし)
1935年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。都留文科大学教授、文教大学教授などを歴任、また中国・河北大学、オレゴン大学、ワイカト大学などで客員教授を務めた。現在都留文科大学名誉教授。博士(文学)。専門は日本近代文学。著書に『評伝 豊島与志雄』(未来社)、『芥川龍之介』(岩波新書)、『特派員 芥川龍之介 中国でなにを視たのか』(毎日新聞社)、『芥川龍之介とその時代』(筑摩書房)、『恒藤恭とその時代』(日本エディタースクール出版部)、『評伝 長崎太郎』(同)、『よみがえる芥川龍之介』(NHK出版)、『芥川龍之介新論』(翰林書房)など多数。日本キリスト教会浦和教会会員。

「2019年 『評伝矢内原忠雄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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