ポップ・カルチャー

  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 76
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620312859

作品紹介・あらすじ

「コギャル語」、「レディースコミック」、「クィア」、「オタク化」、「アダルトビデオ」、「格闘技」など、30のキーワードをめぐって、宮台真司と松沢呉一が、ゲストとともに若者カルチャーにひそむヴィジョンを語る。

感想・レビュー・書評

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  • なつかしい感じ。

  • 鶴見済の本を読もうと借りたもの。短い対談だけだけど。しかし、あんなに一世を風靡した「完全自殺マニュアル」が図書館からなくなってるのはどういうことだ。ちょっとつまみ読み。90年代目白押し。懐かしい。

  • 「宮台 めちゃくちゃおもしろくなっちゃって、「なんでそんなに喋るようになったんだ?」と訊くと、ゲイバーでオネエ言葉でしゃべるようになって男を捨てたら、こんなにおれはしゃべるのかというぐらい次から次から言葉がでてくる、と」 ー 222ページ

    自分とは別の人格を得ようとするとき、設定だけじゃなくて言葉を変えてみるということはとても重要なのだと思う。引用の例ではオネエ言葉だけれど、たとえばこれはオカルティストたちが行なっているような――あるいは中二病のときによくかかるような――魔術めいた口調でも同じようなことが言えるのだと思う。

    神でも悪魔でも、それを降ろして自分にとりつかせるためには、逆説的にそれと自分との距離を保たなければいけない。そして人間の自意識が言語を中心に構成されているとかんがえられることを踏まえると、言葉遣いを変えるということはそれだけで普段の自分との距離を取ることができるようになることを示している。

    つまり、たとえば関東人が関西弁を喋ることをいぶかしがったり、不快に思う人が多いのは事実だけれど、関東人が関西弁を喋るときはこういう意図、すなわち普段との自分のスタイルとの距離感を生み出すために行なっていると理解することもできるわけで、何が言いたいかというと、たまに似非関西弁を喋ってしまい申し訳ありませんでしたあああああ!!!!!

  • 時は流れた。今の裏社会はどうなってるんだろう。

  • 2010/1/25購入
    2014/8/23読了

  • 短いからか内容が薄い

  • 【目的】

    【引用】

    【感じたこと】
    自己実現に執着するわたし

    【学んだこと】

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著者プロフィール

宮台真司:1959年宮城県生まれ。社会学者、映画評論家。東京都立大学教授。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる。著書に『まちづくりの哲学』(共著、2016年、ミネルヴァ書房)、『制服少女たちの選択』(1994年、講談社)、『終わりなき日常を生きろ』(1996年、筑摩書房)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(2014年、幻冬舎)など。インターネット放送局ビデオニュース・ドットコムでは、神保哲生とともに「マル激トーク・オン・ディマンド」のホストを務めている。

「2024年 『ルポ 日本異界地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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