イスラムの近代を読みなおす

著者 :
制作 : 平井 玄 
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 19
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620315485

作品紹介・あらすじ

欧米による「近代」の押しつけに対する、イスラム的抵抗の歴史に深く分け入る。人類史の矛盾を背負わされたパレスチナ問題をはじめとする、現在のイスラム世界の絶望の声を聞きとる。テロと報復戦争の悪循環を断ち切り、宗教や民族の異なる者同士が平等に出会える社会をつくるために。

感想・レビュー・書評

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  • 2001年刊行。著者は国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授。

  • タイトル通りに最初は書いてあるものの、頁が進むにつれて話がそれていく印象がします。過去の歴史をもっと詳しく書いて、現代のものとよりリンクさせた書き方の方がタイトルに近いなと。
    ある程度、歴史の流れが分かっていれば、面白いとは思います。

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著者プロフィール

1956年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際関係論博士課程単位取得退学。在ヨルダン日本大使館専門調査員、佐賀大学助教授、エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所客員研究員、国立民族学博物館教授を経て、現在、日本女子大学文学部史学科教授。京都大学博士(地域研究)。専攻は中東地域研究。主な著書に、『見えざるユダヤ人――イスラエルの〈東洋〉』(平凡社選書)、『中東和平への道』(山川出版社)、『イスラムの近代を読みなおす』(毎日新聞社)、『原理主義』『世界化するパレスチナ/イスラエル紛争』『イスラエル』(以上、岩波書店)、『イスラームはなぜ敵とされたのか――憎悪の系譜学』『大川周明――イスラームと天皇のはざまで』『アラブ革命の衝撃――世界でいま何が起きているのか』(以上、青土社)、『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書)などがある。

「2018年 『「中東」の世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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