「名作」で鍛える トコトン考える力

著者 :
  • 毎日新聞社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620320113

作品紹介・あらすじ

「オオカミ少年」、「裸の王様」、「走れメロス」、「笠地蔵」…古今東西の一度は読んだことのある名作物語をもう一度読み直します。今まで誰も教えてくれなかった名作の読み方に触れながら、読者のみなさんは自分だけの「考え方」を養うことができるでしょう。二百万人の生徒を指導してきた作文のプロが贈る特別授業がここに。

感想・レビュー・書評

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  • 名作に、通常の受け取り方とは少し違った視点を与えてくれる本。少し穿った見方をしてるとも言えますが。
    自分は「優等生」の読み方しかしてなかったなぁと気付かされました。
    新たな視点が加われば、ひとつひとつの作品をより深く楽しめる気がします。
    1作品3ページほどでサクっと読めました。

  • 大人が読んで十分役に立つ。

  • 色々な名作の一部分に触れる事が出来た。国語の授業が懐かしい。201408

  • なかなかよみごたえがある
    古典作品

  • よく知られた昔話、童話、唱歌、俳句などをネタに、さまざまな「読解」力を指導してくれる。
    まず1ページ以内にまとめられたあらすじの要約力に敬服する。
    常識的あるいは表面的な読み方にとどまらず、時代背景など作者の表現したかったこと、作者の思いを越えた様々な角度からの深読みなど、読解の可能性の広さ深さを教えてもらえる。
    唱歌「里の秋」の内容が戦後の復員を歌ったものだと初めて知った。
    12-12

  • 今までさらっと読んでいた名作が、深読みするといろんな風に見えてくる。
    教科書で正しいとされていた解釈が「浅い」と一刀両断されるのが、ある意味気持ちがいい。
    本をいろんな角度から見る訓練になりそう。

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著者プロフィール

1954年 長野に生まれる。表現教育者・国語作文教育研究所所長。34年間にわたり作文・表現教育を実践。200万人を越す指導・分析を土台に、言語・表現をフィルターとした人間社会の骨格還元読解や根底洞察に向かう。大学の教授・副学長・政府関係委員など歴任。元NHKテレビラジオのコラムを担当の後、テレビキャスターを経て、評論家・寓話作家としても知られている。著作は、『壊れる子どもの事件簿』『北風は太陽に負けない』(角川書店)『「戦略」としての教育』(山手書房新社)『親のぶんまで愛してやる』(サンマーク出版)『10分作文らくらくプリント』(小学館)など100冊を超え、海外でも翻訳されている。
なお、国語作文教育研究所では、小1から中高大生、一般までを対象に、文章教室を開催。通常クラスのほか、春夏冬の集中講義、通信講座、出張講座も。

「2007年 『教育3.0 誰が教育を再生するのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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