名句の所以 近現代俳句をじっくり読む (澤俳句叢書 第 24篇)

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620325255

作品紹介・あらすじ

正岡子規から金子兜太まで、近現代の3 0 0 句の神髄を現代俳句の旗手が徹底解剖。実作にも役立つ、2 1 世紀の決定版鑑賞読本。

感想・レビュー・書評

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  •  その方面に疎いこともあって、はじめて知った名前だったが、文章も読みやすく、解説はわかりやすい。
     のんびり読んでいるだけで、1000句近い名句に出あえるわけで、毎日の某所の緒ともに最適(笑)。
     ブログにもあれこれ。
    https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202204280000/

  • 以前、日記の代わりに毎日違う季語を入れて3年ほど句作してみたが、とてもこの句集に載せられているような句を成すことはできなかったとあらためて実感させられた。
    読んだときの音のつながりだとか、使用する字の印象など、とてもそんなところまでは考えて句を作ることはできなかった。俳句は奥が深い。

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著者プロフィール

昭和31年 長野生まれ
昭和52年 「鷹」入会。
平成11年 「鷹」退会。
平成12年 「澤」創刊主宰。

句集に『砧』『立像』(俳人協会新人賞)『瞬間』(讀賣文学賞詩歌俳句賞)。
著書に『秀句三五〇選 友』 『万太郎の一句』『俳句のはじまる場所』(俳人協会評論賞)『日本文学全集 近現代詩歌』『名句の所以』『芭蕉の風景 上・下』(讀賣文学賞随筆・紀行賞)など。他に人類学者中沢新一との対談集『俳句の海に潜る』がある。
俳人協会常務理事。讀賣新聞・東京新聞俳壇選者。角川俳句賞・星野立子賞選考委員。俳句甲子園審査員長。

「2022年 『瓦礫抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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