日本語をもっとつかまえろ!

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620326986

作品紹介・あらすじ

ふだんの生活でちょっと気になる言葉を、日本語のエキスパート・飯間浩明さんが楽しく解説。
好評『日本語をつかまえろ!』の第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 「毎日小学生新聞」の連載「日本語どんぶらこ」に加筆、再構成したもの。

    『日本語をつかまえろ!』の続編。

    作文の書き方や詩の書き方など、学校の勉強対策的な内容が増えてしまい、ややトーンダウン。
    教科書的でない、日本語のおもしろさを、もっと取り上げてほしかった。

    カラーではないページが増えたのも、残念。

    役割語、LGBT、性別をあらわさない表現(看護師、CA等)など、時代の変化を捕らえた(性)差別についてのアプローチも多い。

    子午線の語源など、言われてみるとハッとした。

  • プレゼント:【話題の本プレゼント】飯間浩明/文、金井真紀/絵「日本語をもっとつかまえろ!」 | 毎日新聞「トクトクプレミア」
    https://mainichi.jp/premier/tokutoku/articles/20211006/tk2/00m/100/001000d

  • 毎日小学生新聞に連載しているコラム「日本語どんぶらこ」をまとめた「日本語をつかまえろ!」の続刊、2019年6月から2021年6月までのものを加筆・再構成した本。小学生向けにわかりやすく楽しい語り口+いい塩梅につかず離れずの挿絵(金井真紀)がおもしろい。
    かなの誕生、漢字の構成や繰り返し記号、人称、類似語の使い分け、さらには世相にまつわる新語・表現といった言葉そのものに関するトピックの他、詩や作文を書く、落語に親しむなど言語活動を助けるトピックもあり、大人が読んでもかなり勉強になる。

    この本+コトラボで日本語(言葉)に興味を持つこどもが増えるといいなあ。

  • 「よろしくってよ」。。。てよだわ言葉だったかな?の始まりが女子学生からで、初めは「けしからん!」みたいな扱われ方だった。それが徐々にお嬢様言葉になっていったというのが面白い。

  • “ことばハンター”の異名を持つ国語辞典編纂者が日本語の豊かな世界を案内する

    ・「修業」と「修行」、「観賞」と「鑑賞」の違いは?
    ・「々」は何と読む?
    ・「少々」「ひとつまみ」ってどれくらい?
    ・「たぬき」ってどんなうどん?
    ・複数のルーツをあらわすことばは?

    楽しいイラストのついた見開き2ページのコラムが100編

    第6章「作文を書く、詩を書く」12編は小学生の作文教室としても重宝する

    《人の数だけある「ことば」。
     時代とともに生きている「ことば」を追いかけよう!》──帯の紹介文

    『日本語をつかまえろ』(2019年11月刊)の続編
    『毎日小学生新聞』の連載「日本語どんぶらこ」(2019年6月6日〜2021年6月17日)に加筆、再構成して単行本化、2021年9月刊

  • 毎日小学生新聞に掲載されていたという事で、とても分かりやすく言葉の違いや歴史、雑学を教えてくれる。絵も可愛い。これは読んで良かったし楽しかった。

  • 第6章作文を書く、詩を書く が1番ためになったし、面白かった!今回も読みやすい。小学校高学年から読める本。

  • 「カップ1杯」てどれだけ? 踊り字の「〃」は日本生まれ? ちょっとマニアックなへえがたくさん。
    (一般担当/1号と2号)

  • ひらがな、カタカナの呼び名の由来、同音の熟語が多いわけ、「「ミドリ」も「ムラサキ」も、草木の呼び名が色の名前に変わった」あたりは興味深い。

  • 第一弾より、もっと面白い。

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著者プロフィール

香川県生まれ。国語辞典編纂者。『三省堂国語辞典』編集委員。新聞・雑誌・書籍・インターネット・街の中など、あらゆる所から現代語の用例を採集する日々を送る。著書に『辞書を編む』(光文社)、『辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『辞書には載らなかった不採用語辞典』(PHPエディターズ・グループ)、『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』(PHP研究所)、「日本語をつかまえろ!」シリーズ(金井真紀・絵 毎日新聞出版)など。

「2023年 『けいごって しってる?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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