- Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620606675
作品紹介・あらすじ
8×10フィルムに刻まれた"神の山"の真髄。大山行男は、30年以上にわたり富士山の撮影だけに専念してきた。自作の超大型カメラを駆使し、変幻自在、刻一刻と姿を変える"神の山・富士"を撮り続けている。多彩な雲、荒々しい山肌、陽光に包み込まれた山頂、人を寄せ付けない樹海、風穴に育つ妖しげな氷柱など、8×10フィルム(200×250mm)に精密に記録された驚異の画像。独学、独行の写真家・大山行男の世界をダイナミックに再現。
感想・レビュー・書評
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どんな写真でも富士山は美しく気高い。いろいろなアングルの富士山だが、冬の富士山の厳しい美しさがいいね。
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非常に綺麗で雄大な写真が並べられている。圧倒的スケールと、大山さんの富士山への恋心が伝わってくる一冊。
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美しい富士山。
導かれるように富士山のふもとに移り住んだ著者。
四季により様々な姿を見せる。富士五湖もあるし、樹海もある。とてもうらやましい環境だ。
だけど、火山であることも忘れてはいけない。ヘリから撮る荒々しい姿。いろんな表情を見せてくれる。
個人的には、観測所のドームがちっちゃく映っていたのが良かった。 -
富士山尽くしの写真集。
どの写真もとても素敵ですが、お気に入りは夕暮れ時の一枚。
やさしい緑色に染まる空の下、浮かび上がる富士山のシルエットと、麓に見える町の明かりがとても綺麗です。 -
お気に入りの富士山、みつけてください!(私はp.68がすきです)
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これまで見たこともない表情豊かな富士の山。明らかに同じビューポイントにもかかわらず、そこにあるのは全くの別物。幻想的であったり、牧歌的であったり、神秘的であったり。むき出しの岩には険しい厳しさがあった。それでも何と言っても一番は美しさである。富士山のまったく未知の表情にあいた口が塞がらなかった。このほか、樹海、洞穴、滝など、富士の懐深くに迫る近写もあり、興味は尽きない。