本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621051436
作品紹介・あらすじ
死刑廃止は人権を守るための闘いである。人権とは「ともに生きる」ための最低の条件である。「ともに生きる」ことのできる社会があって、われわれの生存がある。…長い歴史を有する死刑制度について、世界動向を踏まえた上で、改めてその問題点-憲法に違反していないのか、犯罪の抑止力となるのか、死刑と無期の選択に境界があるのか、など-をさぐり、様々な調査・分析を通して、あるべき方向づけをここに試みる。
感想・レビュー・書評
-
死刑制度の問題点を論じる。廃止を主張。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死刑反対派の著者が、みずからの主張を分かりやすく解説しています。
多くの世論調査では死刑存置派が多数を占めていますが、本書では犯罪抑止力の効果や被害者感情の問題などについてていねいに解説し、死刑存置が許されない理由を説明しています。
ルポではないので仕方がないのかもしれませんが、死刑に関わる人びとの実態についての詳しい説明はなく、もう少しよく知りたいと思いました。
全2件中 1 - 2件を表示