ラング 数学を語る (シュプリンガ-数学リ-ディングス)

  • 丸善出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621062043

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    ラング先生の2冊目。この本は、大学でも上級生向けの講義録。ラング先生自身が、講義のそのまま口語体で収録してほしいとこだわった一冊。
    講義の感じがしっかり伝わるが、レベルが高いだけに質問をしても毎度半数近くの学生が反応すらできないのは黄昏的な侘しさを感じる(笑)私もこの講義では、日本語でも返事できなかったかもしれない。
    講義体であることや、多めにクイズ形式で進む授業であるため、土台となる定義を積み重ねていく数学書とは趣が異なる。abc予想など、題材そのもののレベルが高いので、一通り数学を学んだ人が読む、「数学読み物」なジャンルと理解する。

  • これは数学を志す人にとって必読。定式化を複数の方法で行い、それぞれによって問題の見え方が変わってくる。それを講義で示す手腕が見事。レベルは学部上級。

    分かりやすい誤記がいくつかあった。

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