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- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621070543
作品紹介・あらすじ
わが国を代表する科学哲学者にして、科学が生み出す倫理問題にも強い関心をもつ筆者が、科学研究の具体的な事例を離れた「抽象的な」倫理ではなく、近年大きな問題を投げかけている盗作事件、捏造事件など様々な事例を取り上げて、具体的に「科学の倫理」「科学者の倫理」を論じる。研究者必読の書。科学に関心をもつ一般読者向け、大学テキストとしても最適。
感想・レビュー・書評
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2012高等教育論参考文献。科学について外在性と内在性という2つの視点がある。しかし、科学で得られた知識それ自体がよいから、という内在性も結局「人」が「よい」と判断することに依拠する。科学的知識自体の探究だけで内在性を主張するのは難しい。様々な立場の人々の「何のために科学は価値があるか」を整理・統合し続けていく必要があるのだろう。
2つ引用のはヘンリーの論点。基礎研究の論拠となった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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