虫・コレ 自然がつくりだした色とデザイン

著者 :
  • 丸善出版
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本棚登録 : 27
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621083703

作品紹介・あらすじ

蝶や甲虫が悠久の進化の中で磨きあげてきた色とデザインは、人間にはつくりえない神秘的な美しさと華やかさに満ちている。自然という最高のデザイナーがつくりだした色彩の魅力を昆虫写真家・海野和男が最大限に引き出した、まるで「宝石箱」のような写真集。昆虫たちが自慢の色彩美を披露する、パリ・コレも顔負けのファッションショー。名づけて「虫・コレ」。

感想・レビュー・書評

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  • 色彩と模様という観点から昆虫の多彩な世界を紹介している本です。
    写真中心ですので、小さなお子様でも楽しめます。
    昆虫にまったく興味がない人・嫌いな人でも、この写真集を見れば、その世界の不思議さがわかるかと思います。

    モンキチョウやアゲハなど、都会でも見ることができる昆虫も掲載されていますが、ほとんどは探そうと思わなければ見つけられないものや、海外の昆虫です。写真で見た後は本物も見たくなる衝動に駆られますね。
    日本でもタマムシやルリボシカミキリなど、非常にきれいな昆虫が生息していますが、通常は簡単には見つけられません。その希少性がまたいいところです。

  • キラキラしてて可愛くてウィンドーショッピングしてる気分になった。

  • 虫のアップ写真ばかりだけど、全く気持ち悪くないし、自然のものなのにデザインや色使いにどこかで参考にしたくなるような感動があった。
    索引で写真を引目で見れるのがいいなと思う。

  • 卒業制作の時に欲しかったな~この本!割と気持ち悪げな虫や模様の特徴的な虫、色が美しい虫、蝶などがくっきり鮮明にバックが白で全体が撮られたカットが多数あって、重宝したろうに...と思うけれど、卒業後の出版なのが悔やまれる。
    蝶の羽のアップや羽についての解説もしつこくない程度に書かれていて、そこそこのボリューム、満足のいく写真集。

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著者プロフィール

海野 和男(うんの・かずお)
一九四七年東京生まれ。東京農工大学卒。昆虫写真家。『昆虫の擬態』(平凡社)で日本写真家協会年度賞。『世界のカマキリ観察図鑑』『世界でいちばん変な虫 珍虫奇虫図鑑』『増補新版 世界で最も美しい蝶は何か』『蝶が来る庭』『ダマして生きのびる虫の擬態』(いずれも草思社)ほか多数。公式ウェブサイト「小諸日記」を運営。

「2023年 『ファーブル昆虫記 誰も知らなかった楽しみ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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