移住・移民の世界地図

  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621084502

作品紹介・あらすじ

移動する人びと-黎明期の移住・奴隷・開拓労働移民・国内移民・難民。移民がかたちづくる現代世界。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6階開架:334.4A/Ki43i//K

  • 大西洋の奴隷貿易:16c初めから19世紀末までに1100万人。84%は1700〜1850年。ブラジル365万人、カリブ海166+160+50万人。スペイン領アメリカ155万人、イギリス領アメリカ40万人。北アフリカや中東へも400〜500万人が輸送された。

    年季奉公労働者:1830年代からの100年間に約3000万人のインド人が移住し、そのうち2400万人が帰国した。中国人はさらに多く、帰国しない移住者の数は500〜700万人。

    アメリカ移住:19cから20世紀初頭に5000万人以上のヨーロッパ人がアメリカに移住した。19世紀は、イギリス、アイルランド、ドイツ、スカンジナビア諸国からの家族単位のもの、19世紀末から第一次世界大戦の間は、ポーランド、オーストリア=ハンガリー、イタリア、バルカン諸国からの短期の独身者。

    植民地化に伴う移住:500年間に数百万人が移動した。イギリスからカナダ250万人、オーストラリア150万人、ニュージーランド75万人、南アフリカ45万人、インド20万人、スペインから中南米諸国55万人、ポルトガルからアンゴラ15万人、モザンビーク8万人、インド2万人、オランダからインドネシア25万人、フランスからアルジェリア130万人、モロッコ20万人、チュニジア10万人、インドシナ2万人。

  • 地図とグラフと矢印で、ぱっとわかりやすく構成されている。移住・移民というとどこか遠い国の現象のように感じていたが実はそうではない。

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著者プロフィール

国立民族学博物館名誉教授

「2021年 『文化人類学のエッセンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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