気象と気候のとらえ方 きまぐれな大気の物理を読み解く

著者 :
  • 丸善出版
2.67
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621303207

作品紹介・あらすじ

なぜ穏やかで安定した天気と激しい雨を降らす不安定な天気があるのか。最新のスーパーコンピューターで計算した天気予報が外れることがあるのはなぜか。
本書は、そういった素朴な疑問に、背景にある物理を説明する形で答える。しかも数式を使わずに。

熱、大気循環、海流、…いろいろな現象が影響しあう気象。予測にはデータ収集や統計も欠かせない。天気のしくみや気象予報にとどまらず、幅広いテーマを扱いながらも、その根本にある大切な原理をつかむことを目指して書かれている。

数式の多い気象の本で学んだ人には深い理解を、豆知識的に気象に親しんだ人には「なぜ」の理由を。気象に関心をもつすべての人が、見上げた空や天気図の後ろにひそむ科学の物語を読みとるための一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2654073X

  • 内容は良い本だけど、少しは数式で説明した方がかえって分かりやすいだろうところも多々あった。

  • 一度読めば十分かな。

  • 請求記号 451/D 59

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1959年、東京都生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科/大気海洋研究所特任教授。サイエンスライター。東京大学理学部地球物理学科卒業。同大大学院で海洋物理学を専攻。博士課程を中退し、1985年に読売新聞社入社。科学報道の研究により、2010年に東京工業大学大学院で博士(学術)を取得。2013年に読売新聞社を早期退職し、東京大学海洋アライアンスなどを経て、2019年から現職。気象予報士。著書に『謎解き・海洋と大気の物理』『謎解き・津波と波浪の物理』(ともに講談社ブルーバックス)、『びっくり! 地球46億年史』(講談社)、『海洋プラスチック』(KADOKAWA)などがある。

「2023年 『こわいけど、おもしろい! おばけずかん かがくのふしぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

保坂直紀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×