- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621305126
作品紹介・あらすじ
「やさしい日本語」は、シンプルな文法と簡単な単語の選択や、漢字にルビをつけるなどの工夫をした日本語です。日本に暮らす外国人に向け、災害時に的確な情報を届けることを目的に生まれました。いま、日本には多くの外国人が生活し、外国人労働者の増加などで今後もさまざまな国・言語・文化の方が日本で暮らしていくことが予想されます。「やさしい日本語」は災害時のみならず、普段の暮らし(平時)におけるコミュニケーションでも力を発揮すると期待され、すでに行政やメディアで実践・注目されています。本書は、「やさしい日本語」の歴史や日本語教育の現状、多文化共生などについて分かりやすく解説し、学校・行政・くらしで起こる実際の場面を想定しながら、「やさしい日本語」に言い換え・書き換えるテクニックを事例と例文をもとに解説しています。社会で暮らすさまざまな立場の人とことばの問題を、読んで、考え、実践することを目指した事典です。
感想・レビュー・書評
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やさしい日本語とは、普通の日本語から不必要な飾りを取り除き、わかりやすさ・論理性などを評価基準としたものとのことだそうだ。
シニフィアン/シニフィエも出てくるし、手話が第一言語である人の話もある。あるときには経済学的な見地からの意見も登場する。さらに、アクセシビリティの問題でもあることが様々な考察から炙り出されているのが素晴らしい。
PTAや役場からの文書などこのように修正すべきとの実例が豊富にあるのも良いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シンプルな文法とやさしい単語を選択するなどの工夫をした日本語である。社会で暮らすさまざまな立場の人とことばの音大を、読んで、考え、実践することを目指した事典。
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「やさしい日本語」の歴史や日本語教育の現状、多文化共生などについて分かりやすく解説し、学校・行政・くらしで起こる実際の場面を想定しながら、「やさしい日本語」に言い換え・書き換えるテクニックを事例と例文をもとに解説。
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1部 「やさしい日本語」の基礎
2部 「やさしい日本語」の実践
3部 文化の差異
付録 日本語教育分野を志す人のために -
子供の学校に関連する例が豊富
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http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00607053
「やさしい日本語」は、シンプルな文法とやさしい単語を選択するなどの工夫をした日本語です。日本に暮らす外国人に向け、災害時に的確な情報を届けることを目的に生まれました。いま、日本には多くの外国人が生活し、外国人労働者の増加などで今後もさまざまな国・言語・文化の方が日本で暮らしていくことが予想されます。「やさしい日本語」は災害時のみならず、普段のくらし(平時)におけるコミュニケーションでも力を発揮すると期待され、すでに行政やメディアで実践・注目されています。本書は、「やさしい日本語」の歴史や日本語教育の現状、多文化共生などについて分かりやすく解説し、学校・PTA・保育園・行政・くらしで起こる実際の場面を想定しながら、「やさしい日本語」に言い換え・書き換えるテクニックを例文をもとに解説しています。社会で暮らすさまざまな立場の人とことばの問題を、読んで、考え、実践することを目指した事典です。(出版社HPより)