ツヴァイク全集 1　アモク

著者 : ツヴァイク 渡辺健

• みすず書房 (1973年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[adlibさんの感想 · 2021年6月16日]

　
──　ツヴァイク｟全集〈01〉アモク 19730801 みすず書房｠
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4622000016
　渡辺 健・訳
　
（20210616）
　

[gakudaiprofさんの感想 · 2021年6月7日]

ツヴァイクの短編小説集である。タイトルはアモクであるが、未知の女の手紙が映画にもなっている。２４時間というのも文庫でタイトルとなっているようである。
　アモクもモームの雨に似ている。目に見えないコレクションや書痴メンデルについても人情あふれる小説である。
　推理小説のような物事が進展していく面白さがある。
　ツヴァイクは評伝が読まれているので小説は大手の文庫本では出版されていないので、小説として読まれることはないが、第一次大戦後のウイーンの情勢を味わうにはいい。
　しかしスマホのアプリではこのタイトルが検索ではでてこなかった。

[cipherさんの感想 · 2007年5月22日]

こんな風に人の内側を書き込んだ作品が好きです。「好き」というよりも、あまりにも生々しく切々としていて、目が離せなくなるのかもしれません。