素足の心理療法

著者 :
  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622030430

作品紹介・あらすじ

著者は40年にわたり心理療法家としてその実際と研究に携わってきた。その経験と思念の結晶が本書である。心理療法家にとって重要なことは「おのれの道をおのれで選び、その明かりを照らしてすすむこと」だと著者はのべる。既成の心理療法の主義・技法にとらわれない「素足」の必要な理由である。マニュアルや理論で汲みつくすことのできない個性の内部を感受し、対応するための心の眼のやしない方を、さまざまな局面に即してのべ、療法の基礎である人間の「ふるさと」の原景へアプローチする。

著者プロフィール

1919-2009。東京に生れる。1942年、東京大学文学部心理学科卒業。宗教哲学・心理学専攻。上智大学名誉教授。著書 『人間の限界』(岩波新書、1975)、『人間へのまなざし』(中公叢書、1977)、『霜山徳爾著作集』(全7巻、学樹書院、1999-2001)、『素足の心理療法』(みすず書房、1989、《始まりの本》、2012)。訳書 フランクル『夜と霧』(1956)、『死と愛』(1957)、『神経症』II(共訳、1961)、メダルト・ボス『東洋の英知と西欧の心理療法』(共訳、1972、以上みすず書房)。

「2019年 『死と愛 新版 ロゴセラピー入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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