うつし 臨床の詩学

著者 :
  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622071594

作品紹介・あらすじ

多くのクライエントたちの訴えの背後にある目に見えないものに、どうすれば近づくことができるのか。絆や「ともにある」関係をつくるために、発生状態の主観性、自己性の創造的な回復をめざした「他者の私の生」を構成するためには、どのようなスタイルが大切なのだろうか。サイコセラピーの臨床場面で日々問われている問題を、著者は「うつし」という言葉をヒントに、多方向から考察する。そして、豊富な症例や幅広い文献から、実際的・文化論的に臨床現場のあり方をさぐっている。

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著者プロフィール

森岡正芳 (もりおか・まさよし)
《第8章》
京都大学大学院教育学研究科博士課程修了 博士(教育学)
現在 立命館大学総合心理学部教授
《主著》
物語としての面接 新曜社 2002年/ 2017年
臨床ナラティヴアプローチ ミネルヴァ書房 2015年

「2023年 『ナラティヴと情動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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