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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622071983
作品紹介・あらすじ
「へんな子じゃないもん、自慢の子だよ」。病床の祖母は、私にそう言ってくれた…。東京に里帰りし、看病の折々に思い出す子供時代と日本の戦後史のメモワール。ばらばらな歴史の一片一片を繋ぐ試み。
感想・レビュー・書評
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脳溢血で倒れた祖母の看病の間のエッセイである。タイトルはその祖母の言葉である。変な子じゃないもん。自慢の子だもん。ということである。
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いや、別にダメってわけじゃないんだけどさ。
求めてたイメージと違った。
石垣りんはいいよね。 -
著者は戦後アメリカ兵と日本女性の間に生まれた。その頃いわゆる「あいのこ」である。父はやがて母娘を捨てて米国へ。彼女は母親と共に母親の実家で幼少を過ごすこととなる。いつもそばにいた祖母とのやりとり。
著者は現在米国で大学教授をしている。
病床の祖母を見舞いに里帰りしたことと
幼少の頃の話が絡み合ってくる。
著者と同世代(というか同い年)なので、子供の頃の風景が目に浮かぶ。
じわっと、優しさがこみ上げてくる作品。
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