エドワード・サイードOUT OF PLACE

著者 : 佐藤真 中野真紀子

制作 : シグロ 

• みすず書房 (2006年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

『阿賀に生きる』ほかで知られる日本屈指のドキュメンタリー映画作家・佐藤真が渾身のロードムービーを完成させた。『エドワード・サイードOUT OF PLACE』である。本書は採録シナリオ全編、ロケハンから編集までを綴った監督の制作ノートに加え、チョムスキー、バレンボイムほか本編でカットされた膨大なインタビューを復元収録。パレスチナ周辺で何が起こり、何が考えられているかについて明快なメンタルマップを提示する最良のサイード入門書。

感想・レビュー・書評

[あいちゅうさんの感想 · 2023年12月24日]

映画公開当時、大江健三郎氏の公開講演会があって、それに参加し、購入したもの。
内容はすっかり忘れていたけれど、ガザへの侵攻があって、思い出して再読。
パレスチナ人、彼の地の複雑さに、改めて目眩がする。One-state solution、もしくはBionational solutionという概念があることを知る。

[O<=さんの感想 · 2010年10月16日]

一応チェック。

[ＫＬさんの感想 · 2006年7月8日]

世俗的なレベルでは、様々なことが入り混じる。境界線はない。活字と生身の人間との間にある埋められないギャップ。

著者プロフィール

2023年3月現在
関西学院大学教育学部教授

「2023年 『総合的な学習の時間』 で使われていた紹介文から引用しています。」