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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622076407
作品紹介・あらすじ
この本はカフカのノートブックから集めた36の断片の束であり、カフカについてのノートでもある。1990年の批判版全集のテクストにより、ドイツ語原文と日本語のどちらでも上演可能。日本語訳は、パラグラフ、句読点、歌の場合は音節数もできるだけ原文に近づけた。構成・作曲を手がけた舞台「カフカノート」にむけて書かれたスコア、対訳台本、制作ノートを収録。カフカはピアニスト高橋悠治をささえる影の思索者。すすみ、停まり、曲がり、途絶えてはまたつづく、その書きかたをなぞるように翻訳されたカフカ。ことばの向こうにカフカの姿が見えてくる。
感想・レビュー・書評
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文学
音楽
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カフカ・ノートという名の舞台作品でもある。カフカのノートから選んだ36の断片を翻訳。原文と併せて上梓したもの。特筆すべきは、その断片に高橋が音楽をつけていて、舞台での上演を念頭に置いている。「評価なし」としたのは舞台を見る機会がないので、譜面を読んで作品全体を味わう能力が自分にないため。
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