知性改善論/神、人間とそのさいわいについての短論文

  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622083481

作品紹介・あらすじ

初期の哲学著作が半世紀ぶりに新訳!ユダヤ人共同体から破門されたスピノザが、独自の方法論を展開する未完の「知性改善論」(ラテン語)と、『エチカ』に結実する形而上学、認識論、倫理説を説く「短論文」(オランダ語)を明晰な日本語とし、最新研究に基づく精細な訳注を付した。訳者による「解題」は歴史事実と文献学から二著作を概説。ドイツ観念論、無神論、唯物論のみならず現代思想にも大きな影響を与える哲学の原典である。

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著者プロフィール

1632年11月24日オランダ、アムステルダムのユダヤ人居住区で商人の家に生まれる。両親の家系はイベリア半島でキリスト教へ改宗したユダヤ人(マラーノと呼ばれる)で、オランダに移住し、ユダヤ教の信仰生活を回復していた。ヘブライ語名バルッフ(Baruch)、ポルトガル語名ベント(Bento)、のちにラテン語名ベネディクトゥス(Benedictus)を用いた。ユダヤ教会内で早くから俊才として注目されたとも伝えられるが、1656年7月27日、23歳のときに破門を受ける。友人・弟子のサークルとつながりを保ちながら、ライデン近郊ラインスブルフ、ハーグ近郊フォールブルフを経て、ハーグに移る。1677年2月21日ハーグで歿す。同年、「エチカ」を含む『遺稿集』が刊行される。他の著作は「デカルトの哲学原理」、「神学・政治論」、「知性改善論」(未完)、「政治論」(未完)、「神、人間とそのさいわいについての短論文」、往復書簡集ほか。

「2018年 『スピノザ エチカ抄 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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