マクルーハン発言集――メディア論の想像力

制作 : ステファニー・マクルーハン  デイヴィッド・ステインズ 
  • みすず書房
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本棚登録 : 52
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622090083

作品紹介・あらすじ

「メディアこそがメッセージである」「ホットとクール」の対比、地球村、パターン認識、フィードバック……これらの概念すべてを20世紀後半に提唱したのは誰あろうマーシャル・マクルーハンである。本書で初めて活字化される講演・対談・インタビューなど18 本の生動する語りを通して、パソコン以前の時代にインターネットを予見し書物の未来を見据えていた思想家の巨大な全貌と個性を感得できる。公共図書館・大学図書館に必備の書。

感想・レビュー・書評

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  • マクルーハン発言集 マーシャル・マクルーハン(著/文) - みすず書房 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784622090083

    マーシャル・マクルーハン | みすず書房
    https://www.msz.co.jp/book/author/ma/13941/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      マクルーハンが教えてくれること | ブレーンデジタル版
      https://mag.sendenkaigi.com/brain/202109/r...
      マクルーハンが教えてくれること | ブレーンデジタル版
      https://mag.sendenkaigi.com/brain/202109/research-design/022163.php
      2021/08/20
  • マクルーハンはテレビは没入のメディアというが、現代ではYouTubeなどのインターネットメディアの方が没入できるクールなメディアと言える。

    新たなメディアの出現によって既存のメディアがよく見えるようになる。
    マクルーハンの言う、バックミラーを覗くように。

    メディアは「強化(拡張)」「衰退」「回復」「反転」の4つで認識し理解できる。

    お金は、取引を拡大強化させ、物々交換を衰退させ、浪費を回復させ、クレジットカードに反転する。

    メモ・・・1966年「製品はサービス化していく」

  • 2021年度第2回見計らい選定図書
    http://133.11.199.94/opac/opac_link/bibid/2003565820

  • 原題はUnderstanding Me: lecturer and interviewsであった。日本語はマクルーハン発言集-メディア論の想像力ーである。なんでこう異なるかはよくわからない。
     少しはマクルーハンのことがわかったようになる。分厚い本を読むよりはいいのかもしれない。

  • 朝日新聞、書評欄、2021年9月11日

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著者プロフィール

1911年、カナダのアルバータ州生まれ。英文学者、文明批評家。カナダのマニトバ大学で機械工学と文学を学んだのち、ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジに留学。1946年、トロント大学の教授となる。1951年に広告文化を論じた『機械の花嫁』を刊行。62年には、『グーテンベルクの銀河系』を発表、次いで64年に刊行した『メディア論』は世界的なベストセラーとなり、すでにメディア論の古典となっている。ほかにも、『文学の声』(1964-65年)、『消失点をつきぬけて』(1968年)、『クリシェからアーキタイプへ』(1970年)などの優れた文芸批評、さらには現代の情報化の波のなかにあるビジネスの状況を論じた『今をつかめ』(1972年、B・ネヴィットとの共著)など、多彩な作品で知られる。1980年、トロントの自宅で死去。

「2003年 『グローバル・ヴィレッジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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