- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622090083
作品紹介・あらすじ
「メディアこそがメッセージである」「ホットとクール」の対比、地球村、パターン認識、フィードバック……これらの概念すべてを20世紀後半に提唱したのは誰あろうマーシャル・マクルーハンである。本書で初めて活字化される講演・対談・インタビューなど18 本の生動する語りを通して、パソコン以前の時代にインターネットを予見し書物の未来を見据えていた思想家の巨大な全貌と個性を感得できる。公共図書館・大学図書館に必備の書。
感想・レビュー・書評
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マクルーハンはテレビは没入のメディアというが、現代ではYouTubeなどのインターネットメディアの方が没入できるクールなメディアと言える。
新たなメディアの出現によって既存のメディアがよく見えるようになる。
マクルーハンの言う、バックミラーを覗くように。
メディアは「強化(拡張)」「衰退」「回復」「反転」の4つで認識し理解できる。
お金は、取引を拡大強化させ、物々交換を衰退させ、浪費を回復させ、クレジットカードに反転する。
メモ・・・1966年「製品はサービス化していく」 -
2021年度第2回見計らい選定図書
http://133.11.199.94/opac/opac_link/bibid/2003565820 -
原題はUnderstanding Me: lecturer and interviewsであった。日本語はマクルーハン発言集-メディア論の想像力ーである。なんでこう異なるかはよくわからない。
少しはマクルーハンのことがわかったようになる。分厚い本を読むよりはいいのかもしれない。 -
朝日新聞、書評欄、2021年9月11日
https://mag.sendenkaigi.com/brain/202109/r...
https://mag.sendenkaigi.com/brain/202109/research-design/022163.php