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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622090977
作品紹介・あらすじ
「小説もいいし、随筆もいいという作家はそんなにいない。先ず浮ぶのは井伏鱒二。その次に、学生のころから井伏さんが好きで師事していた小沼丹がいる」。
「何がそれほど惹きつけるのか。何が親しみと共感のうちにやがて深い喜びと安らぎをもたらすのだろう。誠実味だろうか。腕白とユーモアだろうか。決して愚痴をこぼさない男らしさだろうか。詩的感受性の細やかさだろうか。東西の文学、芸術から吸収して当人の気質に融け込ませてしまった教養の力だろうか。悠々としているところだろうか。つまるところは才能というほかないのである」。(庄野潤三)
感想・レビュー・書評
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旧かなづかいが独特の雰囲気をかもしている。なんてことない日々のできごと、季節の移り変わり、出会った人々のことが書かれているのに、どこかあたたかく、寂しい。
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