- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622090991
作品紹介・あらすじ
民主主義は終わった、機能不全に陥った民主主義には欠陥があると言われて久しい。しかし世界の専制主義的リーダーやポピュリストを見れば、みな民主主義者を標榜している。その上で民主主義を骨抜きにしようとしているのだ。人びとが民主主義に見切りをつけ、これを手放したがっているのではない。これまでの民主主義論に「本当にそうか?」といくつもの疑問を呈し、実際的な解決への道を提案する。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
民主主義について、人民(国民)、政党、メディアといった構成要素やその理念に沿った健全さを保つために必要なルールについて語っている。あくまで欧米風の民主主義について語っているため、中東など文化的に相容れない可能性のある環境について触れられてはいない。とはいえ、昨今、民主主義国家において権威主義がそれを打ち砕こうとする中、曲がりなりにも民主主義国家に住む者として学ぶに値する内容だと思う。もとから権威主義的な国家より、民主主義の中からそれを侵食しようとする権威主義のほうがより危険であろう。
-
https://www.msz.co.jp/book/detail/09099/
https://us.macmillan.com/books/9781250849175/democracy-rules
https://politics.princeton.edu/people/jmueller
Charismatic leaders plus hollowed-out parties are a bad recipe for democracy
https://www.ft.com/content/9016754a-317a-4371-b3a1-c25165ca6400
https://www.ft.com/stream/f18d7a93-115f-4492-ba7b-ed2eb3585e81 -
東2法経図・6F開架:311.7A/Mu29m//K