連続をめぐる哲学: 流れ・瞬間・同一性

制作 : 田山 令史  斎藤 慶典 
  • ミネルヴァ書房
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623036790

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 無限と連続というテーマについて、主として哲学的な立場から考察をおこなっている論考を収録しています。

    谷貞志の論文「刹那滅の哲学―瞬間的存在と連続」は、インド哲学における「刹那滅」の考え方を紹介しつつ、著者独自の哲学的思索を展開しています。

    加國尚志の論文「瞬間と創造―デカルトにおける〈私〉の連続性」、納富信留の論文「限定と無限―プラトン哲学における存在と生成」は、それぞれ西洋哲学のなかで連続や無限という問題がどのようにあつかわれてきたのかということを論じています。

    斎藤慶典の論文「一と連続―「記号」ということ」は、現象学を主要なフィールドとしつつ独自の哲学的思索を展開している著者が、「現象」と「記号」をめぐる展開しています。

  • 興味の持ち方で読む章を選択すれば、良い感じで読み終われる本だとおもった
    自分は序章・4章・5章。新発見はなかったけど、再構成的な意味では楽しかった

全2件中 1 - 2件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
森岡 正博
ウィリアム・パウ...
戸田山 和久
ギルバート ライ...
ギュスターヴ・ル...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×