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- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623036790
感想・レビュー・書評
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無限と連続というテーマについて、主として哲学的な立場から考察をおこなっている論考を収録しています。
谷貞志の論文「刹那滅の哲学―瞬間的存在と連続」は、インド哲学における「刹那滅」の考え方を紹介しつつ、著者独自の哲学的思索を展開しています。
加國尚志の論文「瞬間と創造―デカルトにおける〈私〉の連続性」、納富信留の論文「限定と無限―プラトン哲学における存在と生成」は、それぞれ西洋哲学のなかで連続や無限という問題がどのようにあつかわれてきたのかということを論じています。
斎藤慶典の論文「一と連続―「記号」ということ」は、現象学を主要なフィールドとしつつ独自の哲学的思索を展開している著者が、「現象」と「記号」をめぐる展開しています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
興味の持ち方で読む章を選択すれば、良い感じで読み終われる本だとおもった
自分は序章・4章・5章。新発見はなかったけど、再構成的な意味では楽しかった
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